川崎殺傷事件

被害に遭われた方々の一日も早い回復をお祈りするとともに、亡くなられたおふたりに心からお悔やみを申し上げます。また、心理的外傷を受けている子どもたちと保護者への十分なサポートを切に願います。
容疑者の引きこもり、攻撃性といった報道に触れると、「キレる子」に言及した佐々木正美先生の言葉を思い出します。「自分が思いやられていないと、人を思いやれない。愛されていないと、愛せない。愛され方が足りないと、自己愛にならざるを得ない」(佐々木ノート No19「キレる子」)。同情する訳ではありませんが、加害者の生育環境が気になります。

子育てのきほん

佐々木正美先生の本が刊行されました。
『子育てのきほん』 佐々木正美著 ポプラ社 1000円+税
 没後も愛される児童精神科医がつづる、子どもの発達のために大切なこと。
 ※『どうか忘ないでください、子どものことを。』に未発表原稿を加え、デザイン、版型、定価などを変更した新装版。

子育て協会協力。素晴らしい本です。タイトルの通り、子育てのベーシックがとても分かりやすく書かれています。おススメです。書店にてお求めください。
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新学期

今年の桜は寒さも加わって、例年より長く楽しむことができましたね。東北、北海道はこれから。待ち遠しいことでしょう。

北海道旭川市の保育園からお招きいただき、2園の入園式での講演、そして保育士さんとの勉強会をしてまいりました。まるで子どもたちを祝福するかのように、クリオネのような雪が舞い降りていました。ファンタジーな世界でした。3日間の滞在後、川崎市のS幼稚園では新入園児の保護者対象の講演を行いました。とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
4月は入学や進級など生活環境が大きく変化する時期です。子どもたちの“期待とほんの少しの緊張を感じている表情”を見ていると、園でのこれからの生活が本当に楽しみです。子どもたちが元気で過ごせるよう、また新たな気持ちで今年度も支援していきたいと思っています。
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おかげさまで25周年

20歳までに自殺を考えたことがある日本の若者は3割いるという報道がありました。佐々木正美先生がご存命なら、おそらく自己肯定感の低さをおっしゃるのではないでしょうか。「自己肯定感」と「基本的信頼感」は佐々木理論の根幹です。

子育て協会は本年、設立25周年を迎えることができました。これもひとえに皆さまのお力添えのおかげと、心から感謝申し上げます。微力ながら、今後も子どもと家族に寄り添う活動をしてまいる所存です。
「佐々木正美研究会」はこの6月にスタートします。活動報告等ブログなどで紹介できればと思っています。

児童虐待 その2

前回紹介の『児童虐待』(佐々木正美著/子育て協会発行)を再読された方々から、多くの感想が寄せられています。みなさん一様に先生の鋭い洞察に感嘆しておられます。さっそくB保育園から本書を使った勉強会のお誘いを受けました。

『児童虐待 ~大人の心が見える本~』(佐々木正美著/子育て協会発行)より、今回も一部抜粋してご紹介します。

子どもを虐待してしまうくらいなら、どうして子どもを手放してくれないかと思うのですが、手放せないのです。その子どもから愛が欲しいのです。児童相談所の人が、「あなたは、今は育児をするのが無理ですから、私たちに子どもを預からせて下さい」と言っても、なかなか子どもを渡してくれません。渡してくれないから不幸が起こるのです。
-中略-
そしてもう少し大きくなると、親をかばってくれるのです。児童相談所の人が訪問しても「いいママです」と言ってくれるのです。子どもも親の愛情が無性に欲しくなっています。ですから親は子どもを離せませんし、子どもも親から離れられない。


「家庭が大事」という佐々木正美先生の言葉を道しるべに、協会は子育て支援を深化させてまいります。みなさまとともに。
子育て協会

顧問:佐々木正美(精神科医)
代表:杉浦正明
「子どもの健全育成」「子育て家庭の支援 」「教育・保育者の研修・育成」「子どもが育つ地域社会づくり」を目的に活動、幅広い子育て支援・家族支援を行っています。本ブログでは、子育て協会からのお知らせや佐々木正美先生の書籍などをご紹介しています。

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