続・佐々木ノートから
不定期で佐々木正美先生のメッセージを掲載します。
育児ストレス、育児不安、育児に苛立ちなどを感じていれば、子どもはお母さんと一緒にいることがストレスになります。片方だけがストレスで片方は喜んでいる関係などないのです。
生徒から学ぶことができる教師は教えることができる。患者から与えられている恩恵に感謝のできる治療者だけが、患者から感謝されるような治療ができるのです。自分の子どもと一緒にいることが幸福であれば、お子さんもお母さんと一緒にいることが幸福と感じます。それが“居場所”があるということです。
幸福ではない不幸な例が、僕には“居場所”がなかったということです。お前がいるからお父さんお母さんは不幸せだとは言わなかったでしょうが、お父さんは「こうなってくれたらうれしいな」、お母さんは「ああなって欲しいな」と言い続けた結果、子どもは自分の居場所を失ったのです。
「子どもがいるだけで幸福だ」と感じながら小さいころから育てて、人間関係の中に自分の価値を知らせてあげましょう。価値を知って初めて、子どもは自分の価値を磨けるのです。
社会に出ていくためには人間関係を身につけないと、せっかくの能力を生かすことができません。人間関係の中に力を発揮する場はあるのです。
(『続・佐々木正美ノート 子どもを幸福に育てる家庭』より)
育児ストレス、育児不安、育児に苛立ちなどを感じていれば、子どもはお母さんと一緒にいることがストレスになります。片方だけがストレスで片方は喜んでいる関係などないのです。
生徒から学ぶことができる教師は教えることができる。患者から与えられている恩恵に感謝のできる治療者だけが、患者から感謝されるような治療ができるのです。自分の子どもと一緒にいることが幸福であれば、お子さんもお母さんと一緒にいることが幸福と感じます。それが“居場所”があるということです。
幸福ではない不幸な例が、僕には“居場所”がなかったということです。お前がいるからお父さんお母さんは不幸せだとは言わなかったでしょうが、お父さんは「こうなってくれたらうれしいな」、お母さんは「ああなって欲しいな」と言い続けた結果、子どもは自分の居場所を失ったのです。
「子どもがいるだけで幸福だ」と感じながら小さいころから育てて、人間関係の中に自分の価値を知らせてあげましょう。価値を知って初めて、子どもは自分の価値を磨けるのです。
社会に出ていくためには人間関係を身につけないと、せっかくの能力を生かすことができません。人間関係の中に力を発揮する場はあるのです。
(『続・佐々木正美ノート 子どもを幸福に育てる家庭』より)