WEB佐々木正美研究会 vol.6
佐々木正美研究会運営メンバーによる「私と佐々木先生」第6弾を掲載いたします。
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「私と佐々木正美先生」
岸本圭子
念願の幼稚園教諭の職に就いた年の5月だったと思います。先輩教諭からのお誘いで佐々木正美先生の講演会に行きました。それが佐々木先生との出会いでした。35年前のことです。
あれから、できる限り先生の勉強会へ通い、日々の自分の言動を見直し、子どもや保護者への関わりをたくさん学んできました。
若かったころは、外れた行動をする子や我が子に関心がないような保護者の態度に、「何で?」「どうして?」との思いが強かったように思います。しかし年齢を重ねるごとに、佐々木先生の仰っていたことが実感できるようになりました。
「そのままでいいんだよ」。
丸ごとの自分を受け止めてもらえたという安心感は、子どもも保護者も「信頼」という態度を寄せてくれます。その信頼関係が子どもの成長に繋がります。子どもにも保護者にも「そのまんまでいいんだよ…」という、安心できる存在としての関わりからすべてが始まるということを実感しました。
今は、保育者養成校で保育者の卵学生と関わっています。学生にも「そのままでいいんだよ」というメッセージを送りながら過ごしています。そして受け止めてもらえたと実感した学生が保育者になった時、子どもや保護者に「そのまんまでいいんだよ」という思いで関わることができたなら、自分が佐々木先生を学んだ意味があると思っています。
微力ではありますが、これからも未来の保育者に「佐々木正美先生に教えていただいたこと」を伝え、安心感や信頼感の得られる保育者が育つよう、養成に関わりたいと思います。
佐々木先生との出会いに、本当に感謝です。
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「私と佐々木正美先生」
岸本圭子
念願の幼稚園教諭の職に就いた年の5月だったと思います。先輩教諭からのお誘いで佐々木正美先生の講演会に行きました。それが佐々木先生との出会いでした。35年前のことです。
あれから、できる限り先生の勉強会へ通い、日々の自分の言動を見直し、子どもや保護者への関わりをたくさん学んできました。
若かったころは、外れた行動をする子や我が子に関心がないような保護者の態度に、「何で?」「どうして?」との思いが強かったように思います。しかし年齢を重ねるごとに、佐々木先生の仰っていたことが実感できるようになりました。
「そのままでいいんだよ」。
丸ごとの自分を受け止めてもらえたという安心感は、子どもも保護者も「信頼」という態度を寄せてくれます。その信頼関係が子どもの成長に繋がります。子どもにも保護者にも「そのまんまでいいんだよ…」という、安心できる存在としての関わりからすべてが始まるということを実感しました。
今は、保育者養成校で保育者の卵学生と関わっています。学生にも「そのままでいいんだよ」というメッセージを送りながら過ごしています。そして受け止めてもらえたと実感した学生が保育者になった時、子どもや保護者に「そのまんまでいいんだよ」という思いで関わることができたなら、自分が佐々木先生を学んだ意味があると思っています。
微力ではありますが、これからも未来の保育者に「佐々木正美先生に教えていただいたこと」を伝え、安心感や信頼感の得られる保育者が育つよう、養成に関わりたいと思います。
佐々木先生との出会いに、本当に感謝です。
