WEB佐々木正美研究会 杉浦正明
~佐々木正美先生と杉浦の対談から~
杉浦 「仕事・家事・子育て。お母さんたちは多忙で、アップアップしてしまうという話を多く聞きます」
佐々木 「本当は貧しい時代の方が、アップアップしていました。でも、【助け合い】という人間関係をもっていたので、生き生きしていました。発展途上国の子どもたちは、生き生きしていますね。助け合いという感性、人間関係がないと生きていけないのです。ハリー・スタック・サリバンは『人間は自分の存在の意味や生きる価値を、人間関係を通してしか実感できない』と言いました。自分の価値を実感できないと、あえいでしまう。人間関係を失ったら、心を病んでしまう」
杉浦 「人間関係が過疎化する社会にあって、親の人間関係の築き方はどうしたら」
佐々木 「まずは子どもを原点にしてはどうでしょうか。子どもの同級生の親をキーに、地域に広がりを持つ。子どもを育てるということは、人を本当に豊かな気持ちにさせてくれます。命を一生懸命育てるということです。中には周囲をイライラさせ、不愉快にさせてしまう人もいるでしょう。そういう人に対して、不憫に思う人がいないといけないのです」
「教育者側は親への接し方を考えられる人がプロです。そんな人が少しずつ育ってくるのを待っています」
「だから勉強会をやっている」と佐々木先生は言われました。人材育成です。
ブログをご覧のみなさんが人材です。コミュニケーションの達人を目指しましょう。
杉浦 「仕事・家事・子育て。お母さんたちは多忙で、アップアップしてしまうという話を多く聞きます」
佐々木 「本当は貧しい時代の方が、アップアップしていました。でも、【助け合い】という人間関係をもっていたので、生き生きしていました。発展途上国の子どもたちは、生き生きしていますね。助け合いという感性、人間関係がないと生きていけないのです。ハリー・スタック・サリバンは『人間は自分の存在の意味や生きる価値を、人間関係を通してしか実感できない』と言いました。自分の価値を実感できないと、あえいでしまう。人間関係を失ったら、心を病んでしまう」
杉浦 「人間関係が過疎化する社会にあって、親の人間関係の築き方はどうしたら」
佐々木 「まずは子どもを原点にしてはどうでしょうか。子どもの同級生の親をキーに、地域に広がりを持つ。子どもを育てるということは、人を本当に豊かな気持ちにさせてくれます。命を一生懸命育てるということです。中には周囲をイライラさせ、不愉快にさせてしまう人もいるでしょう。そういう人に対して、不憫に思う人がいないといけないのです」
「教育者側は親への接し方を考えられる人がプロです。そんな人が少しずつ育ってくるのを待っています」
「だから勉強会をやっている」と佐々木先生は言われました。人材育成です。
ブログをご覧のみなさんが人材です。コミュニケーションの達人を目指しましょう。

WEB佐々木正美研究会 高橋健雄先生
先の佐々木正美研究会 鈴木惠理子代表のエールはいかがでしたか。
今回は世話人・高橋健雄先生の書き下ろし原稿を掲載いたします。
みなさんとお会いできず残念ですが、WEB研究会のような感覚でお読みいただければと思います。
「私の五感を感じていますか?」 高橋健雄
※上記リンクをクリックすると新しいウィンドウでpdfファイルが開きます (81KB)
今回は世話人・高橋健雄先生の書き下ろし原稿を掲載いたします。
みなさんとお会いできず残念ですが、WEB研究会のような感覚でお読みいただければと思います。
「私の五感を感じていますか?」 高橋健雄
※上記リンクをクリックすると新しいウィンドウでpdfファイルが開きます (81KB)
佐々木正美研究会のみなさまへ
佐々木正美研究会代表 鈴木惠利子
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
11月7日に予定していた研究会が、またまた延期になってしまい非常に残念です。
長引くコロナ禍にあって、体調を崩された方はいらっしゃいませんか? 中には感染拡大により、仕事を失い、大変不安な生活を強いられた方もおられるかもしれません。こんな時こそともに励まし合ってまいりましょう!
嬉しいお話も届いています。
時間が作れるようになり、ストレッチ、ウォーキング、ダンスなど身体作りを始めた方。普段読めなかった読書に挑戦した方。絵本や料理など、親子でおうち時間を楽しんだ方。
それぞれのお立場で知恵を巡らせ、生活に工夫をし、新しい発見や生き方を模索する機会になったと伺っています。
文部科学省の2019年度調査(10月22日発表)によると、全国の小中高校と特別支援学校で認知されたいじめは61万2496件、何と前年に比べて7万件近く増加。特に小学校はこの5年間で4倍に増えたそうです。
今年は「コロナいじめ」が憂慮されており、文科省は9月に緊急メッセージを出しました。
「コミュニケーションや感情のコントロールの技術が身についてない傾向が強まっている」といわれています。
まさに佐々木正美先生に教えていただいたエリクソンの発達課題、乳児期の基本的信頼感、幼児期の自律性と人格形成の土台となる部分が不十分だったということではないでしょうか。
佐々木先生は言われました。
『一番大切なのは土台です。しかし、やり直しは気がついたときいつからでもできます』
『相手と響き合う心は、大人が人を思いやり、交流し合うことで育っていくものです。相手を思いやる、共感する力は自分に共感してもらうところから始まるのです』
研究会の私たちがいよいよ子どもたちをかわいがり、親御さんの味方になってあげましょう!集えなくても、それぞれが与えられた場で目の前の子どもたちのために、“できるだけの最善を尽くす”ことを実践していけるといいですね。
次回2月には全員が一歩成長した姿で集いあい、素晴らしい研究会を開催したいと願っています。
佐々木正美先生は「希望こそ生きる力の源泉」と言われ、希望を失わないようにと励まされました。困難時こそ、笑顔を絶やさない、強い意志の私たちでありたいと思います。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
11月7日に予定していた研究会が、またまた延期になってしまい非常に残念です。
長引くコロナ禍にあって、体調を崩された方はいらっしゃいませんか? 中には感染拡大により、仕事を失い、大変不安な生活を強いられた方もおられるかもしれません。こんな時こそともに励まし合ってまいりましょう!
嬉しいお話も届いています。
時間が作れるようになり、ストレッチ、ウォーキング、ダンスなど身体作りを始めた方。普段読めなかった読書に挑戦した方。絵本や料理など、親子でおうち時間を楽しんだ方。
それぞれのお立場で知恵を巡らせ、生活に工夫をし、新しい発見や生き方を模索する機会になったと伺っています。
文部科学省の2019年度調査(10月22日発表)によると、全国の小中高校と特別支援学校で認知されたいじめは61万2496件、何と前年に比べて7万件近く増加。特に小学校はこの5年間で4倍に増えたそうです。
今年は「コロナいじめ」が憂慮されており、文科省は9月に緊急メッセージを出しました。
「コミュニケーションや感情のコントロールの技術が身についてない傾向が強まっている」といわれています。
まさに佐々木正美先生に教えていただいたエリクソンの発達課題、乳児期の基本的信頼感、幼児期の自律性と人格形成の土台となる部分が不十分だったということではないでしょうか。
佐々木先生は言われました。
『一番大切なのは土台です。しかし、やり直しは気がついたときいつからでもできます』
『相手と響き合う心は、大人が人を思いやり、交流し合うことで育っていくものです。相手を思いやる、共感する力は自分に共感してもらうところから始まるのです』
研究会の私たちがいよいよ子どもたちをかわいがり、親御さんの味方になってあげましょう!集えなくても、それぞれが与えられた場で目の前の子どもたちのために、“できるだけの最善を尽くす”ことを実践していけるといいですね。
次回2月には全員が一歩成長した姿で集いあい、素晴らしい研究会を開催したいと願っています。
佐々木正美先生は「希望こそ生きる力の源泉」と言われ、希望を失わないようにと励まされました。困難時こそ、笑顔を絶やさない、強い意志の私たちでありたいと思います。
